小平鍾乳洞|群馬県の洞窟・鍾乳洞

小平鍾乳洞|群馬県


【概要】
不二洞の洞内
  • 小平鍾乳洞は、明治7年に発見され一般に公開されたものの、10年あまりで入口が埋まってしまい人々に忘れられてしまいましたが、100年もの年月を経て昭和59年に再発見されました。洞内はヘリクタイトやボックスワークなど全国的にも珍しい貴重な鍾乳石を見ることができます。鍾乳洞の全長は93mと決して大きくありませんが、煤などで汚れることなく非常に美しい状態を保っていて学術的に重要な鍾乳洞となっています。
【小平鍾乳洞の詳細】
希少な鍾乳洞が見られる小平鍾乳洞は、古老の言い伝えを基に昭和59年に再発見され、学術的に貴重な二次生成物があり自然の神秘に満ちています。 『岩屋参詣人名記』や『岩穴くどき』など鍾乳洞の存在を裏づける古文書が見つかったことが再発見のきっかけとなりました。
一度は、忘れられてしまった鍾乳洞であるため、洞内は手が加えられておらず自然の状態が保たれています。
小平鍾乳洞は、他にあまり例をみないボックスワークや重力の法則に反して曲がったストローなどの貴重な二次生成物を見ることができます。

小平鍾乳洞
この鍾乳洞は明治七年二月八日現在地で石炭岩を債主中に発見されたものです。当時一人当たり百六十文の入洞料で一般の人に参観させていたともいいます。その後、十年くらいで入口が何かの理由で埋まってしまいました。その理由は今でも判明されていません。後年になって、何回か地元の有志で再開発を試みたのですが発見には至らないままになっていました。
しかし、昭和五十九年、地元からの陳情を受けて、町が古文書などをもとに発掘した結果、同年十月二十四日に入口を発見することができました。明治大学地底研究部員によって内部を調査した結果、洞内の深さが約九十三メートルあり洞内二次生成物のなかには、二本の鍾乳洞の中でもあまり見られない、ヘリクタイト(重力の原則に反して曲がっているストロー)、ヘリグマイト(同じくモヤシ状になっている)、ボックスワーク(箱状のもの)など、非常に貴重な生成物があることが分かりました。規模は小さいですが発見の経緯とともに、学術的にも貴重な鍾乳洞なのです。
(※現地の説明板の内容を引用)

名 称
 小平鍾乳洞 (おだいらしょうにゅうどう)
場 所
 群馬県みどり市大間々町小平甲445
入洞料
 大人310円 中学生150円 小学生150円
 ※団体20名以上で割引有
時 間
 4月〜9月 9:00〜17:00
 10月〜3月 9:00〜16:00
 4月〜11月は無休
 12月〜3月は毎週火曜日休み ※祝日の場合は翌日
 12月28日〜1月4日までは休業
所要時間
 約20分
駐車場
 無料
備 考
 ―
公式HP
 小平鍾乳洞公園
電 話
 0277-73-2006
観光度
★★☆☆
マニア度
★★☆☆☆
交 通
 【車】
 北関東自動車道「伊勢崎I.C」出口右側前橋・渋川方面
 県道73号線経由約40分
 東北自動車道「佐野藤岡I.C」出口左側佐野・前橋方面
 国道50号線経由約60分
 【バス・電車】
 浅草→赤城  東武特急「りょうもう号」で1時間50分
 東京→桐生 上越新幹線・両毛線(高崎経由)
 または東北新幹線・両毛線(小山経由)で1時間50分
 桐生→大間々  わたらせ渓谷鐵道で13分

【地図】

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