富岳風穴|山梨県の洞窟・鍾乳洞

富岳風穴|山梨県


【概要】
不二洞の洞内
  • 青木ケ原樹海の豊かな緑に囲まれた総延長201m、高さは8.7mにおよぶ国の天然記念物に指定されている富岳風穴。一年を通じて平均気温が3℃と涼しく昭和初期までは、天然の冷蔵庫として蚕の卵の貯蔵に使われていました。夏でも溶けない氷柱や、溶岩棚、縄状溶岩などが見られる鳴沢氷穴と並ぶ人気のスポットです。
【富岳風穴の詳細】
富岳風穴は、1140年前に、富士山の側火山長尾山の大爆発で流れ出した青木ヶ原溶岩流でできた溶岩洞穴です。 南北にのびるおよそ110mの主洞と、東西にのびるおよそ80mの大規模な支洞からなる横穴式で、入口は直径5.4m、総延長201m 天井までの高さは、入口から43mの地点で5.4m 最高部は8.7mとなっています。
天然記念物富岳風穴
指定年月日 昭和四年十二月十七日
指定地域 西八代郡上九一色村精進青木ヶ原五一四番地
(指定の説明)
富士山麓一帯、青木ヶ原樹海内には風穴氷穴などの名によって呼ばれる洞穴が無数に散在し、世界的に著名である。その成因は日本各地に点在する石灰岩による鍾乳洞とは異なり爆発して流出する溶岩の中部にガス体を含み、外部がさめて収縮する際、内部はまだ高熱の流動体であるため、外部からの圧力により、外皮の弱い所を押し破りガスや溶岩を吹き出した後に残った空洞がすなわち、これらの洞穴であると地質学者によって解かれている。
この洞穴は南北方面に走る百十米の主洞と西東に走る百十米の間道からなり、巾四〜七米、高さ二〜十米の規模をもつ大きなもので内部は堅い細密な溶岩が層状を呈し、一部には溶岩棚や磁気をおびた溶岩もみられる。洞底には水がたまり、冬期に結氷したまま夏を過ぎても解けることが少ないため常に洞内の温度も平均三度と非常に珍しい洞穴である。
(※現地の説明板の内容を引用)
不二洞入口

名 称
 富岳風穴(ふがくふうけつ)
場 所
 山梨県南都留郡富士河口湖町西湖青木ヶ原2068-1
入洞料
 大人(中学生以上)280円 小人(小学生)130円
 【団体(20名以上)】
 大人(中学生以上)230円 小人(小学生)100円
 【一般団体(40名以上)】
 大人(中学生以上)200円 小人(小学生)60円
 【学生団体(40名以上)】
 中高生170 円
 時 間
11月16日〜3月15日 9:00〜16:30(全日)
3月16日〜4月15日 9:00〜17:00(全日)
4月16日〜4月26日 9:00〜17:30(全日)
4月27日〜5月6日 8:30〜18:00(全日)
5月7日〜7月15日 9:00〜17:30(全日)
7月16日〜7月31日 9:00〜18:00(平日)/8:30〜18:00(土日祝)
8月1日〜8月9日 8:30〜18:00(平日)/8:00〜18:30(土日祝)
8月10日〜8月18日 8:30〜18:30(全日)
8月19日〜8月31日 8:30〜18:00(平日)/8:30〜18:30(土日祝)
9月1日〜10月15日 9:00〜17:30(全日)
10月16日〜11月15日 9:00〜17:00(全日)
所要時間
 約15分
駐車場
 無料
備 考
公式HP
 富岳風穴
電 話
 0555-85-2300
観光度
★★★★★
マニア度
☆☆☆☆☆
交 通
 【車】
 中央自動車道「河口湖」ICより20分
 東名高速「御殿場」ICから東富士五湖有料道路経由で45分
 東名高速「富士」ICから西富士道路経由で約45分
 【電車/バス】
 富士急行線「河口湖」駅より西湖・青木ヶ原周遊レトロバスにて
 「風穴または氷穴」バス停下車すぐ

【地図】

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